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朝起きると首や腰が痛い…原因と対策

  • 朝日美佐子
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分
朝起きると首や腰が痛い…原因と対策
朝起きると首や腰が痛い…原因と対策

朝起きたら首が痛い、

腰が固まっていて伸びない感じがする、

そんな経験はありませんか?


この症状は、寝る姿勢だけが原因ではないことも多いのです。


今回は、

  1. 考えられる原因

  2. 東洋医学からみた理由

  3. 改善につながるセルフケア

  4. 鍼灸・オイルマッサージでのアプローチ

についてまとめました!



1. 朝起きたときの首・腰の痛みはなぜ起こる?

① 寝返りの少なさ

人は睡眠中に20〜30回寝返りをすると言われています。

寝返りが少ないと、同じ部分に負担がかかり筋肉が固まって痛みの原因になります。


② 布団・枕が合っていない

高すぎる枕は首、柔らかすぎるマットレスは腰に負担をかけます。

朝の痛みは布団の相性チェックのサインです!


③ 冷え(特に冬・季節の変わり目)

身体が冷えると筋肉が収縮します。

そのため、朝起きた時に“ギシギシ感”“こわばり”として現れるのです。


④ 前日の疲労の蓄積

肩こり・腰痛が普段からある人は、寝ている間に筋肉が回復しきらず、朝に痛みが出やすいと考えられます。


⑤ ストレスや自律神経の乱れ

睡眠中に身体のリラックスが十分に起きず、筋肉の緊張が続いてしまいます。



2. 東洋医学から見た原因

東洋医学では、痛みは主に3つが原因とされています。


①気血の停滞

気や血が滞ると、

・重だるい

・こわばる

・動き始めが痛い

という朝特有の症状が出やすいです。


特に、長時間同じ姿勢(寝ている間も含む)は「滞り」に直結。

流れが悪くなっている状態です。


②寒湿(かんしつ)

身体が冷えると血流が悪くなり、筋が固まりやすくなります。

秋冬や雨の日に朝の痛みが強い人は、このタイプが多いです。



③腎虚(じんきょ)

東洋医学で『腎』は腰を支えるエネルギー。

腎が弱ると、寝ている間に筋肉の回復がしにくくなります。

そのため、朝の腰痛が出やすくなるのです。


3. 恵比寿からだとこころでできること【鍼灸編】

鍼灸は朝の痛みとの相性が非常に良いです!


①滞った気血を流して筋肉のこわばりを解消

朝の「動き始めの痛み」が楽になる


②自律神経を整えてリラックス状態を作る

睡眠の質が良くなり、翌朝の回復力UP


③冷えの改善 & 深部の血流改善

“朝だけ痛い”原因の根本にアプローチ



鍼灸を受けた翌朝、起きるのが楽でした!という声はとても多いです。



4. オイルマッサージでできること

妊娠中の方含め、刺激が苦手な方にも取り入れやすいアプローチ。


①筋肉を柔らかくして巡りを改善

 朝のこわばりが軽減します。


②交感神経の緊張をゆるめて睡眠を深く

 朝の疲労感・だるさが減ります。


③アロマで精神的ストレスをリセット

 肩・首・腰の力が抜けやすくなります。


鍼灸と併用すると効果が倍増します!



5. 自分でできるセルフケア
① 寝る前の「肩まわし」20秒

肩甲骨を回すだけで、首〜肩の血流が改善し、朝の痛みを予防。


② 寝る前に首・腰を温める

蒸しタオル or カイロ(低温やけどに注意)。

筋肉の緊張がほぐれ、朝のこわばりを軽減。


③ 水分をしっかりとる

血流が悪いと痛みが起きやすいため、寝る前は常温の水を数口。


④ 寝姿勢のチェック
  • 枕は高すぎないか

  • お布団は柔らかすぎないか

  • 横向きor仰向けが最適


合わない寝具は、毎朝の痛みの大きな原因に。


⑤ 朝起きたら“ゆっくり伸びる”

いきなり起き上がらず、布団の中で伸びをしてから起きると痛みが出にくいです。



6. こんなときは専門家に相談をしましょう

  • 痛みが数週間続く

  • 手足のしびれがある

  • 夜中に痛くて目が覚める

  • 朝の痛みが日に日に強くなる


これらは放っておかず、早めにご相談ください。



まとめ

朝の首・腰の痛みは、

・寝返り不足

・姿勢

・冷え

・疲れの蓄積

という日常の要素に加えて、

東洋医学的には

滞り・冷え・腎の弱りが大きく関係します。


鍼灸やオイルマッサージは、

この根本の流れを整えることで、

翌朝の軽さにつながる、とても相性の良いケアです。


朝の痛みでお悩みの方は、

どうぞお気軽にご相談ください♪



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