プロフィール
こんにちは。
恵比寿からだとこころの畠中美希(はたけなかみき)です。
山口県下関市出身。
幼少期から引越しが多く、鍼灸師になってからも、兵庫県淡路島の病院勤務、北海道釧路市の地域に根ざした鍼灸アロマサロン、京都のラグジュアリーホテルなど様々環境で経験を積んできました。これまでの経験を活かすと共に日々の勉強を積んで、目の前の人が笑顔になっていただけるよう努めてまいります。
好きなこと:読書、ラジオ、散歩、旅
苦手なもの:人混み
不器用なわたしですが、、、
このサイトを初めてご覧になっていただいている方にいきなり難ですが、私は非常に不器用です。手先が不器用という意味ではなく、物事に対して不器用です。「困っている人の役に立ちたい」という想いから、頭で考えるよりも先に体が動いてしまって、結局、空振り。っということが多々あります。つい先日も、スーパーの自転車置き場で目の前の人が自転車を置こうとした際、横に並んでいた自転車がドミノ倒しに。一緒に倒れた自転車を起こしていたら、体が当たって自分の自転車も倒してしまって、、、という、どうしようもない不器用さ加減です。そんな私ですが、こと鍼灸、アロマオイルマッサージの施術に関しては、その不器用さは息を潜めます。これまでの経験と相手へ想いで、普段の不器用な私ではなく、一治療家としてエネルギーを注ぎ込むことができる私になります。
鍼灸を知ったきっかけは「T V番組」
現在、鍼灸師の私ですが、正直、高校二年生まで「鍼灸」の存在をよく知らないまま過ごしていました。そんなある日、『動物奇想天外』という動物をテーマにした番組を何気なく見ていたら、立てなくなったアフリカ象が鍼で立てるようになったというドキュメンタリーで初めて「鍼」の存在を知りました。撮影されていた場所は、アフリカ。鍼灸はどんな時でもどんな場所でも、役に立つことができる。それがこの道を歩むきっかけでした。
「被災地支援」と私
「困っている人の役に立ちたい」という想いは、昔から持っており、鍼灸師になってから、より一層強くなったような気がします。そのきっかけの1つとなったのは東日本大震災。鍼灸あん摩マッサージは、どんな時でもどんな場所でも役に立つと信じていたので、2011年のゴールデンウィーク(鍼灸師3年目)の時に、迷わず被災地へと足を運びました。直接肌に触れて施すこの技術の偉大さと同時に自分の未熟さを感じました。技術的な未熟さもありましたが、それ以上に人としての未熟さを痛感。被災した方へどう言葉をかけていいのか、どう接したらいいのか。自分に足らないものを一気に知りました。その後も、何度か被災地へ赴くことがあり、その度に、できたことと課題があり、今なおアップデートされています。
「困っている人の役に立ちたい」という想いは私の行動力の源にあり、鍼灸師として被災地へ赴くあれば、瓦礫撤去、側溝掃除、時には農家さんのお手伝いなど様々な形で被災地支援をしてきました。ただ、現地の方と直接触れ、言葉を交わすことができるこの技術は、特別だなと思うと共にこの技術に誇りを感じます。
「こころ」のこと
鍼灸師3年目の時に感じた自分の未熟さ。私自身、被災者になった経験がないため「〇〇なんじゃないか」「どんな言葉をかけたらいいのだろう」など目に見えない心の部分には正直、苦手意識があり言葉に詰まりました。逆に言葉にしたことで、後悔することもありました。目の前にいる1人1人に合った接し方ができたら、笑顔がもっと増える、そう感じます。それは、普段の施術や日常で人と関わる時も同じで、“こころ”について知る必要を感じました。
幸いなことに「恵比寿からだとこころ」の代表の松原が心理カウンセラーの資格を持つ、心に関しても詳しい鍼灸セラピスト。当サロンでセラピストを対象とした「心理学」講座が開講。正直な話、「こころ」という言葉はよく耳にするし、「心理学」など聞き馴染みがあるものの、受講して「こころ」について何も知らないということを知りました。
心理学で1番最初に学ぶことが「自分自身を知る」こと。自分の考え方の癖だったり、行動の癖だったり。それに気づくことで、苦手意識が変わったり、相手との距離感を掴むことができたり、人間関係での失敗を避けることができたり。非常に面白いです。「こころ」についての学びはこれからも続けていきたいと思っております。
体のことについてはもちろん、心に関しても知識を身につけどんな場所に赴いても、
目の前の人の喜びと笑顔を増やす。
そんな自分に近づいていきたいと思っております。
皆さんの笑顔が輝くよう、1日1日精進してまいります!
◆略歴及び活動実績
〈所属団体〉
・全日本鍼灸学会会員
・(公社)日本アロマ環境協会会員 アロマテラピーインストラクター(2014年~)、アロマセラピスト(2017年~)
・災害鍼灸マッサージプロジェクト後方支援
・陸前高田鍼灸ボランティア プロジェクトさとわ副代表
・HIV/AIDS啓発団体 イルファー釧路会員
■略歴
2009年四国医療専門学校卒業、はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師国家資格取得。
同年、兵庫県淡路市にある東浦平成病院リハビリテーション科鍼灸部門に鍼灸師あん摩マッサージ指圧師として4年間勤務。2013年2月退社。
2013年3月北海道釧路市(株)あんずカンパニーが経営する杏園堂鍼灸院およびアロマセラピースイートバジル(現 はりきゅうアロマあんずの種)にて鍼灸師兼アロマセラピストとして7年間勤務。2019年度からは副院長として務め2020年4月退社。(公社)日本アロマ環境協会の資格認定講師として資格取得スクールを多数開催。
2020年7月札幌・京都ラグジュアリーホテルスパでアロマセラピストとして7ヶ月間勤務。2021年1月退社。
2021年2月「恵比寿からだとこころ」に勤務。
■活動実績
2010年専門学校の恩師が毎年行なっているインドアディラバードスラム街にて鍼灸ボランティアに参加。
2011年東日本大震災時「災害鍼灸マッサージプロジェクト」に参加。宮城県岩沼市、南三陸町にて計3回鍼灸ボランティア従事。
2013年〜2019年陸前高田市にて無料鍼灸ボランティア治療「プロジェクトさとわ」に計4回従事。
2016年第66回(公社)全日本鍼灸学会学術大会北海道大会にて筆頭研究者として発表(演題:「 東日本大震災後の鍼灸ボランティアにおけるアンケー ト調査
平成26年度の実態調査に続く」)。
2016年NPO法人イルファー(HIV/AIDSの予防・啓発団体)主催のケニア共和国ナイロビプムワニ地区でのフリーメディカルキャンプに招待され、鍼灸師として参加。
2018年北海道胆振東部地震の際、武川町にて災害鍼灸マッサージプロジェクト、現地実態調査。
2019年台風19号大雨豪雨災害 災害鍼灸マッサージプロジェクトのスタッフとして福島県いわき町にて活動。
2024年能登半島地震 災害鍼灸マッサージプロジェクトに参加。 石川県七尾市、穴水町、志賀町にて活動。