- 松原 麻実
菜の花のお浸し
みなさん、こんにちは!
恵比寿からだとこころ 松原です!
漁師町生まれの私は、
ホッケの開き、ほうれん草のお浸し、味噌汁という晩ご飯の日は、
「あ、今日は料理作るのが面倒だったんだな、、」と思っていました。
焼き魚(ホッケ、コマイ、シャケ、さんま、サバ、ししゃも)
煮魚(カレイ、イワシ、さんま、サバ、タラ)
この辺りはいつも出てくる魚で、たいした喜びもなく当たり前にこれらを食べていました。
そしてお魚の付け合わせで、決まって登場するのが、お浸し。
野菜を湯がいて、鰹節をかけて、醤油でいただくというシンプルなもの。
お浸しは、完全に、手抜き料理だと思っていたのです。。。笑
しかし
「お浸しは、野菜を湯がいて出汁につけていただくんだよ」
と先日お客様が教えてくださりました。
出汁をとって、お塩やお醤油、梅肉で薄味をつけて、そこに浸しておくのだとか!
「えーーーー!!!!」とびっくり!!
そんな上品な食べ物なんですか!と。
ザクザクと野菜を切って、ガーっと湯がいて、ザッと水切りして、ギュッと絞って、バサっと鰹節をかけて食べるものだと、、、、
というわけで!
いつもとは違う作り方で、菜の花のお浸しを作ってみました!
教えていただいた通り、出汁に梅肉を混ぜて薄めの味付けで、、、
野菜からジュワッと溢れる出汁と爽やかな酸味が絶妙で、とっても美味しかったです!
私のお浸しの概念が覆されました。
今では手抜き料理だなと思っていたメニューが、一番好きだなと思うようになりました。
お母さん、手抜きとか言ってごめんね、と思います。笑
煮魚や焼魚も大好き。
昨夜もサバの味噌煮と、ぬか漬けと納豆、菜の花のお浸し、という晩ご飯。
もう、粗食が一番美味しいと思います。←おばあちゃんか!笑
ほうれん草などに含まれるシュウ酸をたくさん摂ると、結石の原因になるそうで、
鰹節と一緒に食べるとそれが防げるとか!
昔の人の知恵はすばらしいですね!
これから山菜の季節!!
地元では山に入ってガシガシと自分で採って調理して食べていましたが、東京ではとてもお高いお野菜ですよね。苦笑
旬の味覚を、大事に味っていこうと思います!