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  • 松原 麻実

体の不調を相談できるところはありますか?「体と心の健康について」

更新日:7月5日

「からだ」と「こころ」は繋がっている?


体が疲れすぎて気持ちまで落ち込んでしまう、、ということはありませんか?

からだ(体)とこころ(心)の健康は、密接に関連し合い、お互いに影響を及ぼし合う複雑な関係性を持っています。

東洋医学では「心身一如」(しんしんいちにょ)とも呼ばれ、お互いに切り離して考えることのできないものとされています。

今日は、現代人の多くが抱えている「ストレス」と、心・体の健康とその関わり合いについてのお話です!


  1. ストレスが心に与える影響について

  2. ストレスが体に与える影響について

  3. ストレスによる体と心の相互反応について

  4. 日常生活でできる「からだとこころのケア」


ストレスは、心と体の健康に大きな影響を及ぼします。

現代社会では、多くの人が日常生活の中でストレスを経験しており、これが心身にさまざまな影響を与えることが知られています。


1、ストレスが心に与える影響について:メンタルヘルスの問題

  1. うつ病と不安障害 ストレスは、うつ病や不安障害の主要な引き金となります。世界保健機関(WHO)によると、全世界で約2億6400万人がうつ病に苦しんでおり、その多くがストレス関連の要因によるものと報告されています【WHO, 2020】。

  2. 成人の35%がストレスのために十分な睡眠を取れていないと報告されています。 睡眠不足は、気分の悪化や集中力の低下を引き起こし、メンタルヘルスに悪影響を与えます。 慢性的なストレスが続くと、不眠症のリスクが10倍以上増加することが報告されています。

  3. ストレスは、注意力や記憶力、判断力を低下させることがあります。これにより、日常生活や仕事のパフォーマンスが低下する可能性があります。 多くのストレスを経験した人は、そうでない人に比べて、認知機能の低下が早く進行することが示されています。

  4. ストレスは、イライラ、怒り、落ち込みなどの感情を引き起こしやすくします。 ストレスを感じている成人の60%が、感情のコントロールが難しいと感じていると報告されています。

2、ストレスが体に与える影響について

1、心血管系への影響
  • 慢性的なストレスは、心臓発作や高血圧のリスクを高めます。 例えば、仕事のストレスが高い人は、心臓病のリスクが最大で50%増加することが報告されています。

  • ストレスが過度にかかるとコルチゾールというストレスホルモンが分泌され、持続すると血圧の上昇や動脈硬化を引き起こし、心臓病のリスクを増加させると言われています。

2、免疫機能の低下
  • ストレスは、免疫システムを抑制し、感染症や病気に対する抵抗力を低下させます。慢性的なストレスを抱える人は、風邪を引くリスクが2倍以上高いとされています。

  • ストレスは炎症を促進し、自己免疫疾患(例:関節リウマチ、炎症性腸疾患)のリスクを高めることがあります。

3、消化器系への影響
  • ストレスは、消化器系に多大な影響を与えます。胃痛、下痢、便秘などの消化器症状を引き起こすことがあります。

  • 過敏性腸症候群(IBS)や胃潰瘍の発症に、ストレスが寄与することが多くの研究で示されています。IBS患者の50%以上が、ストレスが症状を悪化させると報告しています。

4、筋肉や関節への影響
  • ストレスは筋肉の緊張を引き起こし、肩こりや腰痛、頭痛などの身体的な不調を誘発することがあります。

  • ストレスを感じると、体の筋肉が緊張しやすくなり、慢性的な痛みや不快感を引き起こすことが報告されています。

5、体重と代謝への影響
  • ストレスは食欲を変化させることがあり、過食または食欲不振を引き起こすことがあります。ストレスを感じる人の約40%が、ストレスが食行動に影響を与えると報告しています。

  • ストレスホルモンのコルチゾールは脂肪の蓄積を促進し、特に腹部に脂肪が蓄積されやすくなります。これが肥満やメタボリックシンドロームのリスクを増加させます。


3、ストレスによる体と心の相互反応について

ストレスは、心と体の健康に複雑かつ深刻な影響を与える可能性があります。

慢性的な体調不良や体の痛みを持つ人のうち、約50%が精神的な不調(ひどくなるとうつ病または不安障害)を引き起こすと言われています。

また、うつ病患者の約20%が慢性的な痛みを訴えています。

心の健康が悪化すると、体の健康も影響を受け、逆に体の健康が悪化すると、心の健康にも影響が及ぶという相互関係があります。

これらの関係を理解し、効果的なストレス管理の方法を実践することで、心身の健康を維持し、ストレスによる悪循環を防ぐことができます。



4、日常生活でできる「からだとこころのケア」

心と体の健康は、お互いに密接に関わりながら保たれています。

心の状態が良好であれば、体の健康も維持されやすくなり、逆に体の状態が良好であれば、心の健康も支えられます。

全体的な健康を保つためには、日常生活の中で以下のように心と体の両方にバランスよく注意を払うことが重要です。


  • ストレスを管理し、過度のストレスを避ける。(自分なりの気分転換法を見つける!)

  • 定期的な運動を行う。(ウォーキングや筋トレなど自分に合った継続できる運動を見つける!)

  • 栄養バランスの取れた食事を摂る。(まずは今の食事の問題点を洗い出すことから始めましょう!)

  • 十分な睡眠を確保する。(睡眠は質と量のどちらも大切です!今の睡眠状態はいかがですか?)

このような視点を理解し、日常に取り入れることで、より健康で充実した生活を送ることが可能になります。


自分の身体は世界でたった一つだけのかけがえのない宝物です。

大病をした人や怪我をして不自由な生活をしている人にお話しを伺うと、必ず「日常に戻りたい、当たり前に生活できていることが本当はとても恵まれていることだった」という言葉が返ってきます。

実は、健康であること以上に、大事なものってないのかもしれませんね。

大きな病気に罹る前に、「健康」について一緒に見つめ直していきませんか?


私たちは、東洋医学の視点を用いた鍼灸治療を通して、人間を「部分的」に切り分けることなく「全体」を診て、バランスを整えながら元気を回復させていく治療を行っています。


体と心の不調を相談できるところは、ありますか?

「疲労が溜まりすぎて、気持ちも落ち込んでしまう、、」そんなお客様がとっても多いです。

自分の心と体を健康にして毎日を楽しく、豊かに過ごしたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

ご予約はこちら→https://www.karadatococoro.care/menu



参考文献

  • World Health Organization. (2020). Depression. Retrieved from WHO

  • American Psychological Association. (2021). Stress in America. Retrieved from APA

  • American Heart Association. (2019). Stress and Heart Disease. Retrieved from AHA

  • Harvard Health Publishing. (2017). Chronic pain and mental health. Retrieved from Harvard Health

  • Centers for Disease Control and Prevention. (2022). Physical Activity Guidelines. Retrieved from CDC

  • The Lancet Psychiatry. (2018). Association between physical exercise and mental health. Retrieved from The Lancet

  • Harvard T.H. Chan School of Public Health. (2016). Obesity Prevention Source. Retrieved from Harvard T.H. Chan

  • Mayo Clinic. (2020). Exercise: 7 benefits of regular physical activity. Retrieved from [Mayo Clinic](https://www.mayoclinic.org/healthy

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