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大牟田望来

乾燥に負けずに免疫力UP‼️

こんにちは😃恵比寿からだとこころ治療室Qiroomの大牟田です‼️

冬になり乾燥してくると喉がイガイガしてきたり、風邪を引いてしまうかたもいらっしゃると思います🤧

今回は免疫力に欠かせない「肺」についてご紹介します!

免疫力をあげて風邪予防をしていきましょう💪✨




1.東洋医学の「肺」って❓

2.あなたの「肺」は大丈夫❓

3.肺に優しいセルフケア😌

4.恵比寿からだとこころでお待ちしております😊




1.東洋医学の「肺」って❓


まず、西洋医学でいう肺には、空気中の酸素を体内に取り込み二酸化炭素を排出する、呼吸の働きがあります。これに対して東洋医学では、呼吸の働きと合わせて、自然界での「雲」のような役割を持っていると言えます。


雲は水が蒸発して雨になったりして循環している大気の層と、成層圏との境界付近にできます。そして雲は地上の環境を守り、上空から降り注ぐ紫外線などの有害物質が過剰に地上に届かないように跳ね返して守る役目もになっています。

つまり雲は地上にいる生命が安全に生活できる環境を守る外殻として機能してます。


私たちの体における肺もこの雲同様、生命体と外界を隔てる外殻としての働きを担っています。外殻としての働きの1つは、外敵の侵入などから生体を保護すると同時に、津液の巡りが生体の外へ漏れ出さないように守る“バリア”としての機能があります。そして、必要なものを体内へ取り込み、不要なものを体外へと放出する“フィルター”の機能を担っています。

 

肺が担っている“バリア”と“フィルター”の機能は、宣散(宣発)作用と粛降作用によって成り立っています。

宣散作用とは、気や津液などの体内を自由に巡るものの流れを上向きに誘導し、肺がフィルターとなって過剰な気や津液を外に発散させる働きです。また、体の表層部で体内環境を守るバリアとしても働きます。


一方、粛降作用とは外向きに拡散しようとする気や津液の巡りを体表部で押し留め、巡りの方向を下・内向きにして、体内に押し返す働きです。こうした肺の宣散作用と粛降作用は、とくに津液の代謝において重要な役割を持っています。


また、肺には病原体から体を守る免疫機能もあります。これは気の一種で免疫作用を持つ衛気(エキ)が、宣散作用によって体表に満遍なく広がることで生じる働きです。

肺は呼吸をはじめ、津液の代謝・免疫などの機能をつかさどっています。


このため、肺の機能が低下すると呼吸困難、咳、痰、息切れ、喘息(ゼーゼーとのどが鳴る喘鳴など)といった呼吸障害だけではなく、むくみ、発汗といった水分代謝に関わるトラブル、風邪をひきやすくなるなどの免疫に関わる問題が現れやすくなります。


肺の不調が現れやすい器官は鼻、声帯、大腸です。不調が現れた結果、鼻炎や鼻づまり、声枯れ、便秘や下痢などの症状が見られるようになります。また、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などのアレルギー症状も肺の不調が原因と考えられます。




2.あなたの「肺」は大丈夫❓


【肺気虚】

呼吸器系の機能が低下している状態

🔲力のない咳が出る

🔲湿った咳が出る

🔲透明な痰が出る

🔲息苦しい

🔲悪寒

🔲疲れやすい

🔲汗が勝手に出る



【肺陰虚】

津液の代謝機能が低下したことにより、津液が不足して起こる

🔲乾いた咳

🔲声がかすれる

🔲痰が出ないor粘り気のある痰が出る

🔲口が乾く

🔲疲れて痩せ細る

🔲寝汗をかく

🔲手足のほてり



【風寒犯肺】

宣散作用の低下により起こる

🔲鼻づまり・鼻水

🔲咳・くしゃみ

🔲水っぽい痰が出る

🔲汗が出ない

🔲悪寒

🔲頭痛

🔲関節痛



【風熱犯肺】

免疫機能の低下により、肺に熱が生じて起こる

🔲咳・鼻づまり

🔲黄色く粘り気のある痰や鼻水が出る

🔲喘息症状

🔲のどが熱を持つ

🔲口が乾く

🔲頭痛

🔲顔が赤い



3.肺に優しいセルフケア😌


肺に不調が起きてしまうと、呼吸機能の低下や津液の巡りが悪くなってしまったり、免疫機能が下がってしまい風邪や病気になりやすくなってしまいます。

肺のバリアやフィルターの働きは、日頃から適度に外の刺激を受けることによって、しっかり働き、その機能が維持されます。

しかし、空調や加湿器などで温度や湿度が年中一定した環境にいると、肺のバリアやフィルターの働きは衰えてしまいます。

肺の不調を予防するためには、自然の中の温度や湿度の変化をしっかりと感じ、その変化に対応するための力を養う必要があります!


そのため、のど周りはマフラーやストールを巻いて乾燥や冷えの対策をしてください!また、ジョギングや山登り、ヨガやピラティスなど呼吸を意識する運動は肺を強くしてくれるためおすすめです♪


そして、肺は空気の乾燥に敏感なため、乾燥を防ぐ食材としては「白い食材」がおすすめです。

例えば、梨、りんご、やまいも、レンコン、バナナ、白きくらげ、白ごま、ゆりね、松の実 などの食材はおすすめです❣️


食べ過ぎなければ、唐辛子などの辛い食べ物も発汗作用があるため、体を温めて気の巡りを良くしてくれるためおすすめです🌶




4.恵比寿からだとこころでお待ちしております😊

2 のチェック項目でチェックがついた方は肺の不調、津液の代謝のバランスが崩れているかもしれません!

鍼灸治療は「気・血・津液」の流れを整えることにより陰陽のバランスを整えて体の不調や自然治癒力を上げて自己免疫力も上がっていきます‼️

疲れがなかなか取れない、季節の変わり目に不調になりやすい方は、ぜひ鍼灸治療とアロマトリートメントを組み合わせたコースで体が少しずつ変わっていく感じを恵比寿からだとこころで体験しに来てください🙌




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