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タイプ別の養生3

畠中美希

タイプ別の養生3。


今回は、

5.陰虚

6.陽虚

の養生法について。


日々施術をしておりますと「陰虚」の方が多い印象です。

参考にしていただけたら幸いです。


5.陰虚

人の身体は「陰」と「陽」からなり、本来この「陰陽」は変化しながらバランスをとっています。


ですが、汗のかき過ぎ、長期間の睡眠不足、心労により「陰」が消耗すると「陰陽」のバランスが崩れ、相対的に「陽」が大きくなります。


「陰」には津液が含まれており、これが消耗すると体を潤す作用が低下。よって、口が乾き、皮膚がカサカサ、手足のほてり。また、相対的に「陽」が大きくなっているため、微熱がでやすく、気が昇りやすいことから、精神不安、よくしゃべる、イライラ、不眠、眠りが浅い方が多いです。

養生↓ ・夜10時までに寝て朝6時に起きる。規則正しい生活で「陰」を補う。(時間はかかる為長期的に) ・楽しい話をする、お笑いを見るなどリフレッシュの時間も大切に。 ・胃腸の粘膜も潤わず丈夫ではないため、香辛料は控えめに。

6.陽虚 身体を温める力が低下。全身の冷え、身体が冷えて重く痛む。舌が真っ白。胃腸の働きも悪いため食欲不振。夏でも寒い。トイレが近い。

養生↓ ・散歩。「陽」の気が高まり、血行もよくなる。 ・冷たい食べ物を控え、温かい食事をとる。 ・胃腸が弱いため、高カロリー、食物繊維の多いものは控える。 ・「陽虚」の方は腎の機能が弱い方が多く、腎機能が悪くなるとたんぱく質や利尿作用のあるものは控えた方がよいです。 ・短時間のお風呂。長風呂は汗とともに「陽気」を奪われてしまうため10〜15分程度が良いです。

以上、体質別の詳細と養生法でした。

長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。 これが全てではないですが、ちょっと頭の片隅に入れて身体の調子が良くなるヒントに繋がれば嬉しいです😊


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