こんにちは!恵比寿からだとこころの大牟田です😄
「気を使う」「気疲れ」「気力」「元気」など
普段何となく「気」という言葉を使ったりしますが実際に「気」とは
何だと思いますか?
今回は東洋医学でとても重要な「気」についてお話します‼️
1.「気」について💫
2.「気」の種類と働きは🤔❓
3.「気」の不調出てませんか⁉️
4.「気」の不調はプロのおまかせ✨
1.「気」について💫
それでは「気」とは実際何なのでしょう。
東洋医学の観点から「気」は、生命活動の根源的なエネルギーを表し、心身の活動に影響するものです。体内を流れるエネルギーの一種といえます。消化、吸収、排泄を正常に行う、体内の血を巡らせる、体温を正常に保つなどの働きをします。精神的な不調の強い人は「気」の流れが体内で停滞したり、「気」が減少して起こるといわれています。
体の機能をコントロールする精微物質です。「気」とは目に見えない、無形の存在です。
そして「気」は五臓の中の「腎」に生まれつき親から受け継ぎ蓄えられている「先天の気」と、体の外から取り入れられ、食べ物をもとに作られる「後天の気」の2つが結びついて生成されます✨
「後天の気」には、食べ物から作り出される「水穀の気(すいこくのき)」と、呼吸から取り入れられる「清気」があります!
一般的に「気」はこの「先天の気」と「後天の気」が結びついて生成された気の事を指し、「元気(原気)」とも呼ばれます‼️
2.「気」の種類と働きは🤔❓
「元気」は主に「宗気(そうき)」「営気」「衛気(えき)」
「臓腑の気」「経絡の気」の5つに分類されます。
①宗気(そうき) :胸の中で働く気。呼吸や心臓の拍動をつかさどる。
②営気(えいき) :血管内を流れる気。血を生成し、全身に潤いと栄養を与える 働きがある。
③衛気(えき) :血管外をくまなく流れる気。免疫機能、汗腺調節、臓腑を 温める、皮膚を潤滑に保つなどの働き。
④臓腑の気 :五臓(肝・心・脾・肺・腎)それぞれに働く気。
⑤経絡の気 :各経絡に働く気。
そして、気には主に「推動」「温煦」「気化」「防御」「固摂」の5つの働きがあります‼️
推動(すいどう):血や津液を全身にくまなく巡らせる作用。
また、体の成長や発育を促す作用もあり、日々の生理機能や代 謝にも関連する。
温煦(おんく) :体全体を温める、体温維持する作用。
気化(きか) :冷たく、重いものを温めて軽くすることで、血や津液を巡らせ るための第一歩となる作用。
防御(ぼうぎょ):病気の原因物質の侵入を防ぎ、排除する作用。免疫機能に相当する。
固摂(こせつ) :排泄や分泌の調節など、物質を必要に応じて外側に放出する作 用や、体に必要なものの漏出を防止する作用。
これらの働きが低下してしまうと、体にさまざまな不調が現れてしまいます😱
3.「気」の不調出てませんか⁉️
「気」の不調には4つ種類があります!
当てはまる症状がないかチェックしてみてください!!
①気虚(ききょ)😵 :「気」が不足してエネルギーが足りていないので、疲れや 倦怠感があり、体が冷えやすい状態。胃腸も弱く、 食欲不振や胃もたれ、軟便・下痢をしやすい人も。体力 も無く免疫機能も低下し、風邪を引きやすい傾向。
②気滞(きたい)😮💨 :「気」の巡りが悪く停滞している状態。主に自律神経系の 緊張やコントロールができなく不安定な傾向。
精神的ストレスでイライラしたり、不安、憂鬱感を 感じやすい。気の巡りが悪いので片頭痛も出やすい。
③気逆(きぎゃく)😵💫:「気」が上昇しすぎたり、下降する力が弱すぎたりする。
めまいや喘息、しつこく咳が出る。ゲップや吐き気など の症状も。
④気陥(きかん)🤢 :「気」の巡りの下降する力が強すぎたり、上昇するとから が弱すぎたりする。立ちくらみ、下痢が長く続く、胃下 垂、頻尿の症状が出る。
当てはまる症状はありましたか?もし、上記の症状が頻繁にある場合は「気」の不調が出てしまっているかもしれません🥺
4.「気」の不調はプロのおまかせ✨
私たちは生きていく上で、仕事や生活の中で様々なストレスを受けます。このストレスによって、肉体的、精神的に「歪み」が生じ、「気」の巡りが悪くなってしまい、不調や病が引き起こされます。
鍼灸治療は、これらの「歪み」を鍼灸で刺激を与えて、そこで起こる生体反応によって、「歪み」を正し、「気」の巡りを改善したり、気を補うことができます。
なんとなく続く不調や3で記した不調がある、以前お話した「舌診」・「腹診」で何か症状が見られた場合は、ぜひ1度、鍼灸治療を受けてみることをおすすめします‼️
鍼灸治療によって身体に起こる変化を体験してみてください🙌✨
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